短期投資の買い時と売り時。(なぜ失敗するか)〜初めての投資信託〜初心者おすすめ
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雑談4.短期投資の買い時と売り時。(なぜ失敗するか) 【投資信託〜雑談〜】
投資信託をいつ買うか(1つ前の雑談)でも、記載しましたが、人間の心理として、価格が上がっていると、「これ以上、上がるのでは・・・」と購入したくなり、
価格が下がってくると「これ以上、下がってしまうのでは・・・。」と売却したくなることが分かっています。
そして、投資の格言?のひとつに、
『”もう”は”まだ”なり”、”まだ”は”もう”なり』という言葉があります。
これは、『”もう”下がらないだろう、だから購入しよう。』と思い購入すると、『”まだ”下がる』
また、『”まだ”上がるだろう、だからもう少し売るのを待とう』と思っていると、『”もう”下がってしまう』
という、相場は自分の予想通りに動かないことを指した言葉です。
そして、この予想のできない、相場に投資をしている時に、弱い心でいると更に損をしてしまいます。
弱い心でいると起きてしまう現象、それが、『損小利大』です。
損小利大とは、文字通り、買った時の利益は小さく、負けた時の損失は大きくなることを指します。
では、なぜ、”心が弱い”と、損小利大になってしまうのでしょう。
それは、『投資家は、利益が出た場合は、自分の成功を確定する為に、少ない儲けで手仕舞いする傾向にあり、
損をした場合は、自分の失敗を認めたくない為に、行動(売り)をせず、損を拡大させてしまう傾向にある為です。』
これは、誰しもこの傾向になりますので、短期投資の場合は、システム的に売買する必要があります。
(というか、システム的に売買する=負けを認め、損切りするという、行動が出来ない人はトータルで勝てません)
投資は、例えると、野球やサッカーと同じで、どんな優れた投資家(チーム)でも、全試合勝つことはできません。
5勝5敗でも、トータルで勝つことの出来るような投資方法、できれば、4勝6敗でも勝つことのできるような投資方法が必要です。
(例えば、勝つ時は、+2万円、負ける時は−1万円など)
そして、一番重要なのはそのシステムを”守る心”です。…実はこれが一番難しいのです。
(自分で、自分の損を認める(決定する)。これは、慣れても嫌なものです。…が、絶対に必要な作業です)
現在は、株式投資やFXなどでは、システム的に売買することが出来ますので、それを利用することを、おすすめします。